近年、福利厚生の一環として、オフィスにウォーターサーバーを導入する企業が増えています。しかし、初めてウォーターサーバーを使う場合、「どのくらいの水が必要なのか」がわからない方が多いかもしれません。本記事では、1ヶ月あたりの水の必要量や費用の目安を職場規模別に紹介します。導入成功に向けた事前リサーチにお役立てください。
【規模別】ウォーターサーバーの水は何L必要?
「1ヶ月あたりで必要なウォーターサーバーの水の量」とひと口に言っても、当然ながら必要な量はオフィスの規模によって異なります。
ここでは、1ヶ月に必要な水の量の目安を、従業員数別に算出します。それに併せて必要なボトル数やコストも紹介しているので、自社の規模に近いものを参考にしてみてください。なお、算出方法は以下の条件に統一するものとします。
・従業員1人あたりの1日の必要水分量:2L
・会社での水分摂取量:1.2L(1日の必要量の60%)
・1ヶ月あたりの稼働日:25日
・1本あたりのボトル容量:12L
・1Lあたりの水の費用:110円
株式会社ダイオーズ「会社にウォーターサーバーは必要?導入していない企業向けにメリットをご紹介!」
従業員数が約10名のオフィス
・水の必要量:~300L
・必要なボトル数:約25本
・水の費用:約3万3,000円
従業員数が約30名のオフィス
・水の必要量:~900L
・必要なボトル数:約75本
・水の費用:約9万9,000円
従業員数が約50名のオフィス
・水の必要量:~1,500L
・必要なボトル数:約125本
・水の費用:約16万5,000円
従業員数が約100名のオフィス
・水の必要量:~3,000L
・必要なボトル数:約250本
・水の費用:約33万円
法人がオフィスにウォーターサーバーを導入する際のよくある悩み
オフィスでウォーターサーバーを導入すると、従業員の満足度向上や、ペットボトルのゴミ削減などの効果が期待できます。しかしその一方で、デメリットを感じる場面があることも事実です。
ウォーターサーバーを導入しているオフィスに生じがちな悩みとして、主に以下の3点が挙げられます。
1.維持コストがかかる
2.ボトル交換に手間がかかる
3.設置場所・保管スペースが必要になる
事前にデメリットを把握しておくことで、導入後のトラブルを防ぎましょう。
ウォーターサーバーの維持コストがかかる
ウォーターサーバーを導入すると、これまで無縁だったランニングコストが新たにかかります。したがって、「深く考えずとりあえず運用を始めてみたものの、思わぬコストに悩まされている」というケースもあるようです。
水の購入には前述の通り、オフィスの規模に応じて、数万~数十万円単位のコストがかかります。水の種類は、主に「天然水」と「RO水」の2種類がありますが、湧水をろ過した天然水は産地による味わいの違いを楽しめる一方で、割高になることがほとんどです。コスト面に不安がある場合は、水道水を高機能フィルターでろ過したRO水をおすすめします。
また、サーバーの電気代も、毎月負担するコストのひとつです。通常は1ヶ月あたり約1,000~1,200円がかかりますが、エコモード搭載の機種を選ぶと約300~800円まで抑えられます。また、コーヒーやお茶を選択して出てくる機能などが搭載された高性能のものは、電気代も高くなってしまうので注意しましょう。
さらに、レンタル会社や選ぶプランによっては、サーバーのレンタル料やメンテナンス料、水の配送料などが毎月の料金に加算されることもあります。
導入を検討しているのであれば、まずは1ヶ月のランニングコストを洗い出し、負担の程度を事前に確認しておくとよいでしょう。
ボトル交換に手間・労力がかかる
ボトルタイプのウォーターサーバーを利用する場合は、水がなくなったら自分でボトルを交換しなければなりません。一般的なウォーターサーバーはボトルを上部に乗せて装着するタイプであり、通常1本12L入りのボトルを胸の高さまで持ち上げて設置します。12Lは、2Lのペットボトルの1ケース(6本)分に相当します。この重さを持ち上げるとなると、特に女性や力に自信がない従業員にとっては重労働です。
また、ボトルを交換する頻度も意外と多く、前述した算出方法で考えると、10人前後のオフィスの場合、1日に「1.2L×10人=12L」の水量が必要です。一般的なボトルは1本12Lなので、1日1回の交換が必要でしょう。また、SOHOなど従業員数の少ない企業の場合も、交換のたびに誰かが手を止めて取り替えるため、本来の業務の妨げになってしまうことが懸念点です。
場合によっては、管理担当者を新たに決める必要も出てくるかもしれません。しかし、それが原因で職場の不公平や不満が生じるおそれも考えられます。
本体設置場所・補充用ボトルの保管スペースが必要になる
ウォーターサーバーを導入する際には、サーバー本体や補充用ボトルを置くためのスペースを確保する必要があります。特に本体の設置場所は、電源やコンセントが届くことを想定して確保しなければなりません。ちょうどよいスペースがない場合は、オフィスのレイアウト変更も視野に入れましょう。
さらに、設置場所は従業員が使いやすい位置であることを考慮し、コピー機の近くなど、何度も人が行き来する場所は、動線の妨げになるので避けるべきです。また、あまりにもデスクから離れた場所に置くと、取りに行くのが面倒になり、せっかく導入したウォーターサーバーが活用されなくなってしまいます。
忘れてはならないのが、補充用ボトルの保管場所です。オフィスでは、家庭に比べて水の消費量が多くなるため、何本ものボトルを在庫として管理します。もし、保管場所を確保していなければ、ボトルが通路にはみ出して通行の邪魔になるかもしれません。毎回、ボトルを避けて通らなければならない場合、従業員にストレスが溜まってしまうおそれもあります。
オフィスが狭いSOHOなどの場合は、設置場所や保管場所の確保が特に難しいため、事前の確認が重要です。
法人のオフィスには、浄水型ウォーターサーバーのPurest(ピュレスト)がおすすめ!
ウォーターサーバーに興味はあるけれど、かかるコストや交換の手間、必要なスペースを考えると、導入は難しそう……と思う方は多いかもしれません。導入に不安を感じている方には、浄水型ウォーターサーバーの「Purest(ピュレスト)」がおすすめです。
Purestには、オフィス導入にぴったりな3点の特徴があります。
・安心の定額制
・ボトル交換の手間から解放
・水のストックスペースが不要
以下より、Purestの特徴について詳しく紹介します。
安心の定額制
「浄水型ウォーターサーバー」とは、水道水を内部のフィルターでろ過するタイプのサーバーです。つまり、月額料金を支払えば、水道代や電気代以外はどれだけ使用しても定額になる[0武1]点がメリットです。
たとえば、ボトルタイプのウォーターサーバーでは、夏場や来客の多い月に多用した場合、1ヶ月あたりの水の費用が予算をオーバーしてしまいます。しかし、浄水型のウォーターサーバーは、使いすぎを心配する必要はなく、毎月の金額が変わらないので、経費の計上も楽です。
フィルターのタイプは、以下の2種類から選べます。オフィスでのニーズや従業員の好み、コストなどを考慮して選びましょう。
【ミネラルタイプ】
・月額3,300円(税抜)
・水道水に含まれる塩素や赤さび、ウイルス、雑菌などをろ過しつつ、体に必要なミネラル分を残すことで、限りなく純粋な水を作る
【純水タイプ】
・月額4,300円(税抜)
・さらに浄水性の高いフィルムを用いて、水の分子以外のほとんどの不純物をろ過する
サーバーについているクリーンボタンを押すと、自動で内部清掃するため、特別なメンテナンス費用は不要です。普段は、フィルター交換と外装、抽出口、クリーンボタンを清掃します。交換用のフィルターは定期的に郵送されるほか、フィルター代はレンタル料に含まれるため、毎月のコストとしてレンタル料以外を支払わずに済みます。
ただし、サーバー設置時には、初回金として1万円(税抜)が別途請求されるので注意しましょう。なお、設置費と工事費はすべて初回金に含まれます。
ボトル交換の手間から解放
Purestは、水道水をろ過するタイプなので、重たいボトル交換は不要です。サーバーは水の補充方法の違いによって、「水道直結型」と「タンク型」の2種類に分けられます。
水道直結型は、水道管から分岐させたホースを、サーバーに直接つなぐタイプです。ホースの長さが届く範囲(約10m程度)でしか設置できませんが、特別な作業はなく、ろ過されたきれいな水が使えます。
水道に近い場所が確保できない場合は、タンク型がおすすめです。タンクはキャリーバック式になっており、水を入れたタンクをそのまま、サーバーの下部に設置できます。力の弱い人でも簡単に作業できるため、補充を当番制にするなど従業員同士で分担すれば、社内で新たな不満の発生を防げるでしょう。
水のストックスペースが不要
Purestを利用すると、補充用ボトルの保管スペースを確保する必要はありません。
ボトル式のウォーターサーバーの場合、定期配送されるボトルをまとめて保管するためのスペース確保が前提となります。そのため、特に少人数で回すSOHOなどの手狭なオフィスでは、スペースの確保に頭を悩ませがちです。しかし、Purestは水道水を補充して使用するので、サーバー本体の設置場所さえあれば、問題なく導入できます。
オフィスの規模に関わらず、比較的手軽に使用開始できる点も、Purestのメリットのひとつです。
まとめ
ウォーターサーバーを導入する際は、使い始めてから後悔しないためにも、あらかじめ必要な水量や費用を把握しておきましょう。オフィスへの導入には、スペース確保やボトル交換、在庫管理などの余計な業務を増やさず、定額料金で好きなだけ使用できるPurestがおすすめです。Purestで快適に過ごせる職場を目指しましょう。