Clean Care Topcsクリーンケア情報

SHARE
FacebookFacebook
TwitterTwitter
リンクをコピーリンクをコピー

オフィスに観葉植物を置くときに知っておきたいポイント

オフィスに観葉植物を置くことで得られる効果や、選び方のポイントを知っておくことで、より快適な職場環境をつくることができます。本記事では、本物の観葉植物とフェイクグリーンの特徴や、メンテナンス方法、レイアウト事例などを詳しく紹介します。
最近は研究でも、緑がある職場のほうがストレスが軽減され、集中力や生産性が高まる傾向が指摘されています。観葉植物は単に飾りとしてだけでなく、空間の質を高めて働きやすい雰囲気を生み出す大きな役割を担っています。
また、導入時のコストやメンテナンスの手間、配置するスペースなどを事前に把握しておくと、失敗のリスクを減らせます。オフィスに合ったグリーンを選び、しっかりとケアしながら心地よい職場づくりを目指しましょう。

オフィスに観葉植物を置くメリット

オフィスに観葉植物を設置することで、社員のストレス軽減や生産性向上など、様々なメリットが期待できます。
まず、観葉植物の緑色にはリラックス効果があるとされ、疲れた目や精神を穏やかに整える働きがあるといわれています。これは実際に多くのビジネスシーンでも取り入れられており、デスクの周りに小さな鉢を置く企業も増えています。
また、植物は空気中のホコリや二酸化炭素を吸収し、湿度調整を助けてくれます。特に暖房や冷房を駆使するオフィスでは室内が乾燥しがちなので、葉があることで快適性が高まります。
さらに、働く空間に彩りを加えることで、社員のモチベーションや創造性を刺激する効果も期待できます。視覚的なアクセントとしても存在感があるため、企業イメージ向上の面でも有用です。

リラックス効果とストレス軽減

観葉植物の緑色には、人の精神を落ち着かせるヒーリング効果があります。短時間でも自然を意識することで脳がリセットされ、仕事のストレスを減らしやすくなります。
さらに、植物の形や葉の動きなどを眺めると、無意識に深呼吸をする人もいます。深呼吸はリラックスを促すため、心理的な安定にもつながります。

生産性向上や集中力アップ

集中力を高めるには適度な休息と気分転換が必要ですが、観葉植物はそのサポート役として最適です。とくにデスク近くに小型の鉢を置くと、視線を一瞬緑に向けるだけで気分転換になり、次の仕事に集中しやすくなります。
また、植物があることでオフィス全体の温度や湿度がやや安定するケースもあり、生産性を落としにくい状態を保ちやすいでしょう。
オフィスでも快適に感じる最適な湿度・温度について知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
https://www.daiohs.co.jp/clean/airclean/article/archives/2663/

企業イメージや空間デザインの向上

オフィスに観葉植物をレイアウトすると、外部からの来客に対しても好印象を与えられます。シンプルだった空間に柔らかさが加わり、洗練されたイメージを演出しやすくなります。
また、従業員の働く環境を大切にする企業姿勢を対外的に示すことにもつながるため、採用活動や取引先とのコミュニケーション時のポイントにもなります。

本物の観葉植物とフェイクグリーンの特徴

観葉植物には本物とフェイクグリーンの2種類があります。どちらもメリットとデメリットがあるため、用途にあわせて選択する必要があります。
本物の植物を導入する場合は、水やりや日当たりなどの管理が欠かせませんが、リアルな緑の質感と生き生きとした雰囲気を得られるのが魅力です。オフィス全体に自然を持ち込むことによる心理的効果は大きく、よりリラックスできる空間づくりに貢献します。
一方、フェイクグリーンは手入れがほとんど不要で、水やりを忘れる心配もありません。飲食店や部屋が暗いスペースなど、本物の植物が育ちにくい環境で重宝します。ただし、質感やリアルさにおいては限界があるため、見た目のクオリティを重視する場合はやや工夫が必要です。

本物の観葉植物の長所と注意点

本物の観葉植物は空気清浄効果や心理的なリラックス効果が高く、オフィスの雰囲気をぐっと和らげます。水やりや日当たり、気温管理などを行うことで愛着が湧き、植物と共にオフィスを育てている感覚を味わえます。
ただし、種類によっては温度差に弱かったり、害虫がつきやすかったりするものもあるため、定期的なチェックとメンテナンスが必要です。

フェイクグリーンのメリットとデメリット

本物のように日々の手入れが不要な点は、忙しい職場にとって大きなメリットです。水やりや日照条件を気にせずに好きな場所に設置できるため、人の手が届きにくい壁面や天井近くに飾るケースもあります。
一方で、プラスチックやポリエステル製の葉が使われるため、近くで見ると質感が本物より弱いことがあります。高コストの高級フェイクグリーンならリアル感は増しますが、予算とのバランスを考えて選ぶのがよいでしょう。

オフィスに適した観葉植物の選び方

オフィス環境に合った植物を選ぶことで、より長く植物を楽しむことができます。
選び方のポイントは、まずスペースの広さと日当たり、そして空調や人の動線などを考慮することです。大型タイプを無理に設置すると圧迫感を生むこともあるため、場所に合ったサイズを選びましょう。
また、成長速度が速い種類を選ぶと頻繁に植え替えや剪定が必要になる場合があります。管理可能な範囲かどうかを確認し、オフィスの体制に合わせて導入するのがおすすめです。
さらに、風水を気にする企業や、インテリアを重視する企業では、色合いや葉の形にも注目します。空間全体とのバランスを考えながら、効果的に配置しましょう。

観葉植物の選び方についてはダイオーズの公式インスタグラムにもアップしていますのでそちらもご覧ください。

設置場所・空調・日当たりの確認

観葉植物は日光が必要な種類と、半日陰でも生育しやすい種類があります。オフィス内の照明環境に合わせて選ぶことで、枯らさずに済む確率が高まります。
エアコンの風が直接当たる場所は乾燥しやすく、植物に負担をかけやすいため注意が必要です。

成長速度とメンテナンスの手間

植物の種類によって成長速度は大きく異なります。伸びるのが早いものを選ぶと頻繁な剪定や植え替えが必要ですが、その分育て甲斐もあります。
逆に比較的成長が遅い品種なら、スペースをあまり取らずに長期間楽しめます。メンテナンスの手間と社員の負担を考慮して選ぶとよいでしょう。

風水やインテリアとの相性

観葉植物の配置は風水でも重要視されています。パキラやガジュマルなどは金運アップや幸運を招くといわれ、オフィスの活気を高める効果も期待されます。
色合いや葉の形をインテリアに合わせると統一感が出て、従業員のモチベーション向上にもつながります。

人気の観葉植物おすすめ10選

初心者から上級者まで、オフィスで育てやすい人気の観葉植物を10種類ご紹介します。
オフィスに適した観葉植物を選ぶ際に、特に重視されるのが育てやすさと空間になじむデザイン性です。ここでは、それぞれ特徴や管理のコツも合わせて紹介するので、自社の雰囲気に合ったものを検討してみてください。
実際に導入してみて育てられるか不安な場合は、最初は比較的小型のものから試し、慣れてきたら大型の植物にステップアップするのも一つの方法です。
また、本格的に揃える前に、レンタルサービスなどを利用して感触を確かめるのも失敗を減らすコツといえます。

パキラ

初心者でも比較的育てやすく、幹を編んだ鉢が人気のパキラ。金運アップのシンボルとされ、業務繁盛を祈願する企業も多いようです。
適度な明るさのある場所で土が乾いてから水をやれば、丈夫に育ってくれます。

アレカヤシ

ヤシ系の植物で、複数の茎が株立ちするためボリューム感が魅力です。耐陰性はそこまで高くありませんが、適度な明るさがあれば成長しやすいです。湿潤な環境を好むため、エアコンの風が直接当たるなど比較的乾燥しやすいところを避けた場所に置くとよいでしょう。
オフィスにリゾート感や開放感を取り入れたいときにぴったりの品種といえます。

サンスベリア

別名「虎の尾」とも呼ばれるように縞模様の葉の形がシャープでスタイリッシュなところが特徴で、デザイン面でも人気があります。
水やりの頻度が少なくて済み、乾燥ぎみの室内でも元気に育ちやすいためオフィス向けとしてぴったりです。

モンステラ

大きく切れ目の入った葉が特徴的で、南国の雰囲気を醸し出します。比較的耐陰性があり、少し暗めの室内でも育てやすいのが利点です。
インテリアにエキゾチックなアクセントを与えるため、オフィスに華やかな印象をプラスします。

ガジュマル

独特の幹の形が愛嬌のあるガジュマルは、小型タイプも多いためデスク上など狭いスペースに置きやすいです。幸運を招く樹として知られ、開業祝いや記念品にも選ばれます。
比較的乾燥にも強いですが、過度に水を与えすぎないように注意が必要です。

フィカス・ベンジャミナ

ベンジャミンとも呼ばれ、小さな葉が密集しているのが特徴です。光を好む植物なので、窓辺や明るい場所に置くと元気に育ちます。
ただし、急な環境変化に弱いため、頻繁に置き場所を変えたりすると葉が落ちやすくなることもあるので注意が必要です。
枝が伸びすぎると形が崩れやすいため、定期的な剪定で整えると美しい樹形を保ちやすいです。

ポトス

つる性の植物で様々な場所に馴染み、水耕栽培も可能なためオフィスでも扱いやすいです。黄色っぽいマーブル模様が入った品種など、バリエーションが豊富なのも魅力です。
気軽に吊るしたり壁際に設置して垂らしたりできるため、自分なりの演出を楽しめます。

ドラセナ

ドラセナは品種が豊富で、斑入りの葉やスリムな葉など選択肢が多彩です。全体的に観葉植物としては手入れが楽で、スタイリッシュな印象を与えます。
品種によっては耐寒性が高いものもあり、空調が効いた室内でも比較的安心して育てられるよう購入時に確認しましょう。

カポック(シェフレラ)

葉が手のひらのように広がり、存在感がありながらも自然な柔らかさを演出します。耐陰性がある程度あるため、オフィス内で育てやすい植物の一つです。
水やりの頻度は多くなくても問題なく、丈夫なので初心者にも向いています。

ユッカ

ユッカは剣のように尖った硬い葉が特徴で、どこかシャープな雰囲気があります。乾燥に強く、水やりの回数が少なくて済むのもメリットです。
耐寒性がある種類も多いため、オフィスがやや冷える環境でも適応しやすいでしょう。

観葉植物の飾り方・レイアウト事例

オフィスの雰囲気に合わせたレイアウトで観葉植物を効果的に配置しましょう。
設置する場所によって、観葉植物の印象や活躍の仕方は大きく変わります。エントランスに大型の植物を飾ると、来客へ強いインパクトを与える一方、デスク周りは小型の植物のほうが取り扱いやすいでしょう。
また、スペースが限られている場合は、吊り下げや壁掛けパネルを検討すると効果的に空間を演出できます。視線の高さを変えるだけでも、オフィスの雰囲気が一気に変わることがあります。
植物の種類や形状に合わせて鉢やプランターを選ぶと、さらに統一感がアップします。カラフルな鉢を使うなど、社内のブランディングと合わせるケースも珍しくありません。

エントランスや受付に大型タイプを配置

エントランスに大型の観葉植物を置くと、来客に強い印象を与え、洗練された企業イメージを築きやすくなります。大きい葉があるタイプを選ぶとエレガントに見えるでしょう。
企業ロゴや受付カウンターのカラーとのバランスを考慮すると、より統一感のある空間を演出できます。

デスク周りに小型タイプを取り入れる

デスク上やサイドテーブルなどのパーソナルスペースに小型の鉢を置けば、気軽に緑を楽しめます。仕事中にふと視線を落とすだけでもリラックスできるでしょう。
こまめに水やりをする必要が少ない種類を選択すると、管理が負担になりにくいです。

壁掛けパネルや吊り下げスタイルで空間演出

狭いオフィスやデスク周りに十分なスペースがない場合は、壁や天井を有効活用しましょう。ウォールグリーンやハンギングプランターを設置すると、視線を上に誘導し開放感を生み出します。
また、植物を高い位置に置くことで、空気の循環にも好影響を与えることがあります。

プロが手がけるオフィス向けグリーンレイアウトサービス

ダイオーズのグリーンレンタルサービス「hitotoki」は、空間プランナーとグリーンコーディネーターが手がける本格的なグリーンコーディネートが特徴です。数百種類の観葉植物から選定し、オフィスの雰囲気や目的に合わせたレイアウトを提案。さらに、無料のCGシミュレーションで導入前に完成イメージを確認できるため、安心して導入できます。月2回の定期メンテナンス付きで、緑を美しく保てるのも魅力。ストレス軽減や空気環境の改善など、機能面でも優れたグリーン演出が可能です。

メンテナンスと管理のコツ

オフィスグリーンを長く楽しむためには、適切な管理が欠かせません。
せっかく導入した観葉植物も、管理が行き届かないと枯れてしまうリスクがあります。オフィスの場合は、担当者を決めて定期的にケアを行うと安心です。
水やりは植物ごとにタイミングが異なるため、何となくの感覚ではなく、土の状態や気温をチェックしてから行いましょう。
また、害虫の発生は早期発見が肝心です。定期的に葉や土の様子を確認し、異常があればすぐに対処することで、美しい状態を保てます。

水やりの頻度と根腐れ防止

一般的に、土の表面が乾いてきたら水を与えるのが基本ですが、季節や植物の種類によって異なります。気温が低い冬場は水やりを少なめに調整することが多いです。
過度な水やりは根腐れの原因になり、枯死のリスクが高まります。鉢底から水が流れる程度に与え、余分な水は必ず捨てるようにしましょう。

定期的な診断と剪定

枯れた葉や伸びすぎた枝をそのままにすると、植物の栄養が無駄に使われることがあります。定期的に不要な枝葉を取り除き、健康な成長を促しましょう。
葉が変色していないか、害虫がついていないかなどもチェックすることで、早期に問題を発見できます。

害虫対策と土の管理

ハダニやアブラムシが発生した場合は速やかに防除剤を使うか、適切な方法で駆除しましょう。放置すると被害が拡大し、周囲の植物にも影響します。
土も定期的にチェックし、腐葉土などをブレンドして植え替えると、根が健やかに育ちやすくなります。

レンタル・リースと購入の使い分け

初期コストやメンテナンスの手間を考慮し、自社に適した導入方法を検討しましょう。
必ずしも植物を自社で購入しなければならないわけではありません。レンタルやリースを利用すれば、導入時のコストを抑えつつ、メンテナンスを専門業者に任せられるメリットがあります。
社内に世話が得意な担当者がいる場合は購入でも問題ないかもしれませんが、人材リソースが不足している場合はレンタルを検討する方が結果的に効率的なケースも多いでしょう。

導入コストとメンテナンス負担

レンタルやリースを選べば、初期投資を最小限に抑えられ、観葉植物が枯れてしまった場合の交換もスムーズです。頻繁にメンテナンスを受けられるプランもあるため、忙しいオフィスでも安心して利用できます。
一方、購入の場合は一度のコストはかかるものの、その後の維持費は水道代や土代などが中心になります。長期的な視点でコストシミュレーションを行うことが大切です。

プロに相談するメリット

植物を選定してくれるだけでなく、オフィスのレイアウトや空間に合わせたコンサルティングを行う業者も存在します。専門的な知識を活かしたアドバイスにより、枯らさずに長期運用しやすくなるでしょう。
また、植物ごとに最適な日照条件や水やりの頻度も異なるため、プロの手頃なメンテナンスプランを利用することで労力を大幅に削減できます。

フェイクグリーンの活用シーン

本物の植物が育ちづらい環境や、手間を極力かけたくない場合はフェイクグリーンが効果的です。
オフィスの一角が暗かったり、エアコンの風が直接当たるなど、本物の植物には厳しい環境の場合、フェイクグリーンは強い味方になります。グリーンを取り入れたいけれど、不安がある企業にとっても導入のハードルが低いです。
最近のフェイクグリーンは質感がリアルなものも増え、近づいて見ないと気づかないぐらいの完成度を持つ商品も登場しています。上手に組み合わせると、まるで本物の森のような空間づくりが可能です。

水やり不要の利便性

忙しいオフィスでは、水やりの手間や植物が枯れるリスクをゼロにできるフェイクグリーンは大きな魅力です。清掃の負担も少なく、ほこりを軽く拭き取る程度で手入れが完了します。
場所を選ばず設置できるため、高い場所やデッドスペースの活用にもぴったりでしょう。

虫やアレルギーリスクへの対策

本物の土や葉を使わないため、虫がわく可能性は極めて低いです。虫が苦手な社員が多い職場や、清潔感を重視する業態には適しています。
また、花粉を扱うわけではないので、アレルギーリスクの心配がほぼないのも特徴です。

まとめ:オフィスグリーンで快適な職場環境を

オフィスに観葉植物を取り入れることで職場の雰囲気が大きく変わります。メリットや選び方、メンテナンスをしっかり理解し、快適なオフィス作りを目指しましょう。
観葉植物にはリラックス効果、生産性の向上、企業イメージのアップなど数多くのメリットがあります。本物の植物とフェイクグリーンのどちらを選ぶかは、オフィスの環境やメンテナンス体制を考慮して決めるとよいでしょう。
また、設置場所や種類、レイアウトの工夫によって、より印象的なオフィス空間を演出できます。メンテナンスのポイントを押さえつつ、適時に専門家に頼ることで長期間美しい状態を保つことが可能です。
社員が気持ちよく働けるような、緑あふれる職場環境を作れば、モチベーションアップやコミュニケーションの活性化にもつながるでしょう。

お問い合わせはこちら

ページトップへ