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オフィスに必要な感染対策5選! 感染経路を理解して適切な対策を実践しよう

オフィスに必要な感染対策5選! 感染経路を理解して適切な対策を実践しよう

コロナ禍以降、経団連からも「オフィスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」が発表されるなど、感染対策を意識する機会が増えています。本記事では、オフィスで感染対策が重要視されている理由や、オフィスにおける感染対策の例として挙げられる方法を紹介します。

オフィスの感染対策が重要視されている理由

クラスターが発生する危険性がある

「クラスター」という言葉は、近年のパンデミックにより一躍その認知度が上がりました。特定の集団内で感染症が急速に広がり、一定数以上の感染者が出る状態を「クラスター」と呼んでいます。これは、閉じた空間で密な人の往来がある場所、たとえば病院、学校、または職場などで特に発生しやすい現象です。

こうしたクラスターが発生すると、少数の人々が感染したという単純な事象を超え、その場所全体、オフィス環境では企業全体がその影響を直接受けることになります。一部のスタッフが感染したとしても、感染拡大のリスクを最小化するために、全員が一時的に自宅待機を余儀なくされる恐れがあります。そうなると最悪の場合、業務を一時停止させなければならないことも考えられます。クラスターの発生は事業運営にとって大きなリスクとなりえます。そのため、日頃からそうした事態を回避するための予防対策が重要です。

安全配慮義務を守る必要がある

企業の経営者や管理者にとって、従業員の安全を確保することは非常に重要です。労働契約法第5条に明記されているとおり、従業員の安全配慮義務は、雇用主が労働者に対して必ず遵守しなければならない法的な責任です。

感染症の蔓延時においては、従業員の安全を確保するという観点で、感染症に対する適切な対策を講じることは避けて通れません。何らかの対策を講じていない場合、企業は安全配慮義務違反に問われる恐れがあります。

感染対策を講じることで信頼性が高まる

感染防止対策を適切に行うことは、企業の信頼性を高める上で重要な要素です。取引先、仕入れ先、外注先など、あらゆるステークホルダーに対して徹底した感染防止対策を実施していることを明確に伝えることは、信頼性強化につながります。

しかし、実際に感染防止対策にどのように取り組めば効果があるのか、迷ってしまうことがあるかもしれません。そのような時には、経団連が発表した「オフィスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」を参考にするのがおすすめです。このガイドラインは、感染拡大防止の基本ルールから感染者が確認された場合まで、具体的な対策が詳細に記載されています。

従業員の健康と安全を確保することはもちろん、企業活動を継続させるためにも感染防止対策は欠かせません。そしてその取り組みを外部に対して積極的に発信し、対策をきちんと実行することが、企業としての信頼性を獲得し続けるために重要です。

一時、感染予防対策ガイドラインが策定された

新型コロナウイルスが世界的に拡大する中、感染防止対策はあらゆる企業にとって重要な課題となりました。そのなかで、経団連は2020年5月に感染防止対策を具体的に示す内容が記載した「オフィスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」を発表し、注目を集めました。このガイドラインは2023年5月8日をもって廃止されていますが、それでもなお感染対策の重要性は変わりません。さまざまな感染症予防もためにも対策は必要です。

オフィスのウイルス感染経路

オフィスのウイルス感染経路

感染症とは、人体に害をもたらす微生物(病原体)が人体に侵入・増殖することで何らかの症状を起こしている状態を指します。感染経路は「接触感染」「飛沫感染」「空気感染」などが一般的です。

接触感染

接触感染とは、皮膚や粘膜、創に直接的な接触があったり、間接的な接触があったりして感染が広がることを指します。
接触感染は、具体的には二つのカテゴリーに分けられます。ひとつ目は「直接接触感染」で、これは感染者と健康な人が直接触れ合うことで感染が広がる形態を指します。たとえば、握手やだっこ、キスなどが該当します。

二つ目は「間接接触感染」で、これは感染者が触れた物体や環境を介して感染が広がる形態を指します。ドアノブや手すり、遊具など、感染者が触れた物体を別の人が触ることで感染する恐れがあります。

飛沫感染

飛沫感染とは、病原体を含む大きな粒子(5μm以上)が他人の鼻や口の粘膜、もしくは結膜に接触することで感染が広がる形態を指します。咳やくしゃみ、そして大声で話すといった行為が、これら感染飛沫を生み出す原因です。

ただし、飛沫感染の特徴として、飛沫は比較的重いために長距離を飛び越えて広がることは少なく、感染源から1~2メートル以内という短い距離にしか到達しません。このため、飛沫感染を防ぐためには、人々が密集する場所を避ける、適切な距離を保つといった対策が有効です。

空気感染

空気感染とは、空気中に漂っている微細なウイルスを吸い込むことで感染が広がる形態を指します。
空気感染は飛沫核が空気中に漂っているため、一度広がってしまうと除去が難しいという特徴があります。そのため、空気感染を防ぐためには、特殊な換気設備(陰圧室など)やフィルターを用いる必要があります。

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オフィスでできる感染対策5選

オフィスでできる感染対策5選

テレワークの導入

近年、企業の間で注目が高まっている対策のひとつが「テレワーク」です。この働き方は、一定の業務効率を保ちつつ、社員間の直接的な接触を減らして感染リスクを抑えられるため、感染症対策として大いに効果的です。

実際、政府もテレワークの導入を推奨しており、「テレワークを有効に活用しましょう~新型コロナウイルス感染症対策のためのテレワーク実施~」というリーフレットを作成し、企業のテレワーク導入を後押ししています。
テレワークの導入には、通信環境の整備やセキュリティ対策などさまざまな課題がありますが、それらの課題を解決することで、企業は従業員の安全を守りつつ、生産性の維持や向上につなげられます。

厚生労働省「テレワークを有効に活用しましょう~新型コロナウイルス感染症対策のためのテレワーク実施~」

ペーパーレス化の実施

ペーパーレス化も感染症対策の一環として、さまざまな組織で導入が進んでいます。この取り組みは、紙を介したウイルス感染を抑制する効果が期待されています。たとえば、会議での配布資料や各種受け渡し書類のデジタル化を行えば、物理的な接触を減らせます。

さらに、政府もデジタル化の推進を宣言し、各種手続きのオンライン化を進めています。これに伴い、企業も自身のビジネスプロセスを見直し、デジタル化に対応することが求められています。

社内のIT化とペーパーレス化を推進することで、感染症対策だけでなく、業務の効率化やスムーズな情報共有化、環境負荷の軽減といった副次的な効果も期待できます。これらの取り組みは、新しい働き方の実現に対する第一歩ともなります。

オンライン会議の徹底

オンライン会議の徹底も、感染症対策として注目されている取り組みです。オフィスでの対面会議が減ることにより、感染リスクの低減を実現できます。

さらに、オンライン会議の活用はビジネスの可能性を広げます。地理的な制約を超えて、遠方のクライアントや取引先と商談を行ったり、サービスを提供したりできます。これにより、企業の営業範囲を地元や国内だけでなく、世界規模に拡大できます。

インターネットを活用したオンライン会議の実施は、感染症対策と同時に、企業の成長や拡大を支える重要なツールになりえます。従業員の健康を守りつつビジネスチャンスを広げるためにも、オンライン会議の活用を検討しましょう。

アルコール消毒の習慣化

感染症対策として、アルコール消毒の習慣化が強く推奨されています。アルコールはウイルスの膜を壊し無毒化する作用があり、ウイルスが人体に感染する力を弱められます。

アルコール消毒に用いるエタノールの濃度は、70-80%が最も効果的とされており、これより高い濃度でも低い濃度でも、ウイルスに対する効力が十分でない場合があります。従業員には、手洗いとあわせて手指の消毒を常に心掛け、習慣化するよう周知しましょう。

定期的なオフィスの清掃・消毒

感染症対策として、オフィス環境の清掃・消毒は非常に重要です。特に、多くの人が集まる場所や頻繁に触れる箇所は、ウイルスが蓄積しやすいため、定期的な清掃・消毒が必須です。

定期的な清掃・消毒は、健康で安全なオフィス環境を維持するためには欠かせない措置です。

社員による清掃が難しい場合や専門的な清掃が必要な場合は、プロの清掃業者に依頼することも検討してみましょう。より高品質な清掃によってオフィスを清潔に保てます。

オフィスの感染対策にはダイオーズの「クリーンケアサービス」

プロによる専門的な清掃・除菌サービスに「クリーンケアサービス」があります。ダイオーズの「クリーンケアサービス」では、オフィスから飲食店、医療施設に至るまで、幅広い業種に対応した環境衛生サービスを提供しています。

「空気清浄機 ナノシード アルファ」や「空気清浄機 プラズマクラスター」は、オフィス内の空気を清浄化し、ウイルスや菌を抑制します。「クリンミスト」は、高性能な除菌消臭・加湿器で、短時間で安全な空間除菌を行えます。「アルコールオートディスペンサー」を使えば、非接触で手指の消毒ができ、安全に感染対策を行えます。

これらの製品やサービスを利用することで、オフィス環境の安全性を高められます。ダイオーズの「クリーンケアサービス」は、感染対策を徹底的に行いたい企業にとって、強力なパートナーです。

クリーンケアサービス

まとめ

感染症を予防するためには、人との直接的な接触を減らす、清掃によって衛生的な環境を保つなどの対応が必要です。従業員の安全だけでなく企業の信頼や業務効率化のためにも、今回ご紹介したような効果的な対策方法を取り入れ、習慣化させましょう。

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