
更新日:2026.06.25
日本の水道水は世界的に見ても高い安全性を誇り、基本的にはそのまま飲用することが可能です。しかし、職場の水道水に対して「カルキ臭が気になる」「ビルの給水設備は衛生的なのだろうか」といった不安を抱く従業員の方は少なくありません。企業には従業員の健康を守る「安全配慮義務」があり、特に労働安全衛生規則による熱中症対策の徹底が求められる現代において、職場における水分補給環境の整備は重要な管理項目の一つです。本記事では、職場の水道水にまつわる安全性やリスクを解説した上で、企業が導入すべき衛生的かつ効率的な飲料水対策について詳しく解説します。
職場の水道水はそのまま飲める?企業が知っておくべき安全性と従業員の本音
日本の水道水は世界トップクラスの安全基準
多くの人が毎日口にする日本の水道水は、健康リスクを防ぐために安全性が最優先される飲料です。水道法によって厳格な水質基準が定められており、細菌や有害物質が許容範囲内に抑えられるよう、自治体や水道局によって徹底的な監視と定期的な水質検査が実施されています。
また、日本の水道水は一般的に硬度の低い「軟水」に分類されます。軟水はカルシウムやマグネシウムの含有量が適度であるため、口当たりがまろやかで飲みやすい点が特徴です。このように、日本の水道水はそのまま飲用できることを前提として高い衛生水準を維持しています。
【意識調査】それでも「職場の水道水」をそのまま飲むのに抵抗がある理由
水道水の安全性が法的に保証されているとはいえ、職場の蛇口から出る水をそのまま飲むことに抵抗感を払拭できない従業員の方は珍しくありません。
その大きな原因の一つが、消毒の副産物である「カルキ臭(塩素臭)」です。水質を衛生的に保つために塩素消毒は不可欠ですが、独特のにおいに敏感な方ほど、水道水の飲用を避ける傾向があります。また、家庭とは異なり、職場では給排水設備の管理状態が目に見えないため、心理的なハードルを感じてしまう点も敬遠される理由に挙げられます。
ビルの貯水槽・配管の老朽化による水質悪化リスク
オフィスビルや共同の事業所においては、水道局から供給された水を一度「貯水槽(受水槽)」に溜めてから各フロアへ給水する仕組みが多く採用されています。この貯水槽やビル内の配管設備が老朽化している場合、水道水そのものの品質が良くても、蛇口に届くまでに水質が低下するリスクが生じます。
定期的な点検や清掃といったメンテナンスが適切に行われていない貯水槽では、内部の汚れや赤さびが水に混入し、濁りや異臭の原因となることがあります。日常的に水質への違和感や濁りがある場合は、ビルの管理会社や専門機関へ相談するなどの迅速な対応が必要です。
一部地域で関心が高まる「PFAS(有機フッ素化合物)」問題とは?
近年、一部地域の河川や地下水から有機フッ素化合物(PFAS)が検出されたというニュースにより、水質に対する社会的な関心や不安が強まっています。
PFASは長期間にわたり環境中に残留する特性があり、人体への長期的な影響についての議論が続けられています。水道水に含まれる濃度については国や自治体によって厳格な管理と監視が行われていますが、従業員の方々の安心感や健康を守る観点から、企業としても無視できない課題となっています。
📌 関連記事のご紹介 オフィスの水質管理において知っておきたい、水道水とPFAS(有機フッ素化合物)の現状や自治体の対策状況については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
【完全義務化】夏場のオフィスに求められる「熱中症対策」と企業の安全配慮義務
労働安全衛生規則の改正にともなう企業の義務
労働安全衛生規則の改正にともない、職場における熱中症対策は現在、単なる努力義務ではなく、企業が必ず講じるべき「法的義務」となっています。
企業には、従業員が安全かつ健康に働ける環境を整える「安全配慮義務」があります。熱中症のリスクが高まる夏季において、適切な水分補給ができる環境を維持することは、労働災害を防ぐための重要な責任です。対策を怠り、万が一職場で熱中症による健康被害が発生した場合は、企業の管理体制や安全配慮義務の違反が問われるリスクも見過ごせません。
参照:職場における熱中症対策の強化について~令和7年6月1日に改正労働安全衛生規則が施行されます~
単に「水道水がある」だけでは不十分?従業員が求める水分補給環境
「給湯室に水道があるから対策は万全である」と考えることは、企業側の一方的な認識にとどまる可能性があります。
実際の職場において、カルキ臭の残る常温の水道水しか選択肢がない場合、従業員の方々が自発的に十分な水分補給を行うことは難しい傾向にあります。特に夏場は、冷たくて飲みやすい水がいつでも手に入る環境があってこそ、確実な熱中症予防へとつながります。名ばかりの対策で終わらせず、従業員の方々が安心して積極的に利用できる飲用水環境を整えることが、企業に求められる実効性の高いアプローチです。
オフィスで水道水をおいしく・安全に飲むための対策と「総務の管理コスト」
煮沸や家庭用浄水器の導入はオフィスの規模に合わない理由
水道水のカルキ臭や水質不安を解消する方法として、煮沸(カルキ抜き)や家庭用の浄水器(蛇口直結型・ポット型)の活用が挙げられます。これらは一般家庭においては有効な手段ですが、法人規模のオフィスに導入することには多くの無理が生じます。
従業員数が数十人から数百人にのぼる職場で、毎日大量の水を煮沸して冷やす作業や、複数の給湯室にある家庭用浄水器のフィルター交換時期を管理することは、総務・管理部門の方々にとって過大な負担となります。本来の業務を圧迫するほどの管理の手間が発生する点は、企業にとって大きな損失といえます。
市販のペットボトルや一般的なウォーターサーバー(ボトル型)のコスト・管理負担
水道水以外の選択肢として、市販のペットボトルミネラルウォーターを常備したり、一般的な宅配ボトル型のウォーターサーバーを導入したりする企業も多く見られます。しかし、これらの方法も運用面において課題が残ります。
ペットボトルの場合は、大量のプラスチックゴミが発生するため、廃棄処理や分別にかかる手間が見過ごせません。また、従来の宅配ボトル型ウォーターサーバーでは、重いボトルの受け取り、保管スペースの確保、そして空になったボトルの交換作業など、やはり総務担当者や従業員の方々に物理的な負担が集中することになります。さらに、飲用量に応じてコストが変動するため、夏場に利用者が増えるほど経費がかさむという予算管理上のリスクも生じます。
職場の水リスクとコストを同時に解決する「水道直結型浄水サーバー」という選択肢

ダイオーズの浄水サーバー「Purest(ピュレスト)」とは
職場の水道水に対する衛生面の不安、熱中症対策に伴うコストの上昇、そして総務担当者の方々の管理負担という3つの課題を同時に解決する手段として、ダイオーズが提供する浄水サーバー「Purest(ピュレスト)」をおすすめします。
ピュレストは、オフィスの水道から直接分岐させて原水を引く、あるいは給水タンクに水道水を注ぐことで、サーバー内部の高性能フィルターを通じて限りなく純水に近い美味しいお水を作るシステムです。従来の宅配ボトル型のように水を購入する仕組みとは異なり、職場の水道水を有効活用する新しいオフィスの飲料水スタイルです。
ピュレストがオフィスに選ばれる3つのメリット
1. PFASや残留塩素もしっかり除去する高性能フィルター
ピュレストには、水道水に含まれる不純物やカルキ臭を徹底的に取り除く、優れたろ過機能を搭載しています。水の中のミネラル分を適度に残す「ミネラルタイプ」と、分子レベルで不純物をシャットアウトして水の分子だけを通過させる「純水タイプ(RO水)」の2つのろ過タイプから、自社のオフィスのニーズに合わせてお選びいただけます。
近年、社会的な関心が高まっているPFAS(有機フッ素化合物)や微量な残留塩素、ビルの配管由来の赤さびなども確実にキャッチするため、従業員の方々にいつでも安心・安全な環境でお水を飲んでいただくことが可能です。また、フィルターの定期交換などのメンテナンス体制も整っているため、総務担当者の方々が管理の手間に煩わされることもありません。
2. 毎月定額でコストを気にせず利用可能(水分補給環境の整備に最適)
夏季の職場における熱中症対策には、塩分補給と併せて、こまめな水分補給が不可欠です。一般的なウォーターサーバーの場合、従業員の方々がお水を飲用する量に応じて毎月のコストがかさむという懸念が生じます。しかし、ピュレストであれば完全定額制で冷水や温水が使い放題となるため、コストを気にすることなく、従業員の方々がいつでも自発的に水分を補給できる理想的な環境を整えることが可能です。塩分タブレットなどの支給と併せて、オフィスの熱中症総合対策を支えるベース(基盤)として、非常に効率的な福利厚生といえます。定額制であることにより、毎月の予算管理がスムーズになる点も、企業の管理部門の方々にとって大きなメリットです。
3. 重いボトルの交換・保管スペースが一切不要(運用の負担ゼロ)
水道から直接給水する、あるいは手軽にタンクへ注ぐ仕組みであるため、従来の宅配ボトル型で発生していた「重いボトルの受け取り」「空ボトルの保管スペースの確保」「腰に負担がかかるボトル交換作業」といった業務がすべて不要になります。
床置きタイプであれば、水道直結型かタンク型かを選ぶことができるため、給湯室やオフィスフロアなど、設置場所を選ばずどこにでも導入できる手軽さがあります。ゴミの分別や廃棄の手間も発生しないため、社内のペーパーレス化や環境経営(SDGs)への取り組みを推進する企業にとっても、非常に相性の良い製品です。
まとめ:完全義務化の熱中症対策と水質不安解消を「ピュレスト」で実現
日本の水道水は安全性が担保されているものの、オフィスの老朽化した配管や貯水槽の環境、あるいは近年のPFAS問題などにより、そのまま飲むことに抵抗を感じる従業員の方々は少なくありません。また、企業として熱中症対策が法的義務となっている現代において、単に「水道水が使える」というだけでは、実効性のある安全配慮義務を果たしているとは言い難い現状があります。
ダイオーズの浄水サーバー「ピュレスト」を導入することは、職場の水質不安を解消し、従業員の方々の健康を守るだけでなく、総務・管理部門の方々の業務負担やコストを大幅に削減することに繋がります。
義務化された熱中症対策をより確実なものとし、社内の福利厚生を一段充実させるステップとして、まずはお気軽にお問い合わせください。
