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【企業向け】ウォーターサーバーのメリット・デメリット|注意点や選び方も紹介!

企業向けウォーターサーバーは、従業員が手軽においしい水を飲める環境を作れることから人気を集めています。ただし、メリット・デメリットの両方をあらかじめ把握したうえで、導入を検討することが大切です。

この記事では、ウォーターサーバーのメリットと注意点、選び方のポイントをご紹介します。これからウォーターサーバーの導入を考えている方は、ぜひお役立てください。

ウォーターサーバーとは

ウォーターサーバーとは、水の入ったボトルを設置し、レバーを操作するだけで冷水・温水が出るようになる機器のこと。ホテルや病院、温泉施設などで見かけることが多く高級なイメージもありますが、近年はペットボトルの水を購入するのとさほど変わらない価格でウォーターサーバーを導入できるようになっています。

ウォーターサーバーの必要性

健康に対する意識が高まっている現代では、手軽にミネラルウォーターを飲めるウォーターサーバーが注目を集めています。例えば、年々暑さが増す夏場は、脱水症状により重篤な熱中症に陥ることも珍しくなくなりました。定期的な水分補給が広く呼びかけられており、会社でもすぐに水分を摂れる環境作りの重要度が増しています。

ウォーターサーバーがあれば冷水・温水の両方を選べるのに加え、冷水と温水を混ぜれば常温〜白湯にもできるため、好みの温度帯で水分補給できるのが嬉しいポイントです。社内で水分を摂りやすい環境を作り、従業員の健康を守るという意味でウォーターサーバーの必要性は高まっているといえるでしょう。

ウォーターサーバーを導入するメリット

ウォーターサーバーを導入するメリットは、以下の通りです。

【ウォーターサーバーを導入するメリット】

  • おいしい水・お湯が好きなときに飲める
  • ミネラルを摂取できる
  • 水分を摂取しやすくなる環境を整備できる
  • 従業員が水分補給にかける費用負担を軽減できる
  • 備蓄水として役立つ
  • 来客時にすぐ飲み物を提供できる
  • ペットボトルなどのごみが出なくなる
  • オフィスの雰囲気を高めるインテリアとしての役目も担う

上記のメリットを見てみると、ウォーターサーバーはおいしい水が飲めるだけでなく、栄養面・環境面でもよい影響を期待できると考えられます。各項目の詳細については後述していますので、ウォーターサーバーについて知るための参考にしてみてください。

おいしい水・お湯が好きなときに飲める

ウォーターサーバーの多くは山から採取した天然水やミネラルを豊富に含む水などを取り入れているため、いつでもおいしい水・お湯を飲める環境を作れるところが魅力です。海外と比べて日本の水道水は安全性が高いといわれていますが、近年は残留塩素や老朽化した水道管による影響など、水質が気になる場合も少なくありません。水道水に不安を感じている方も、安心でおいしい水を常に飲めることは大きなメリットです。

ミネラルを摂取できる

ウォーターサーバーに使われる天然水やミネラルウォーターには、マグネシウムやカリウム、ナトリウム、カルシウムなどさまざまなミネラルが含まれています。これらのミネラルは体内で生成できない成分として知られており、食事や飲み物からの摂取が欠かせません。ミネラルを豊富に含むウォーターサーバーを利用すれば手軽にミネラルを摂取できるようになり、従業員の健康維持に重宝します。

水分を摂取しやすくなる環境を整備できる

電源のある場所であればどこでも設置できるウォーターサーバーは、水分補給しやすい環境作りにも役立ちます。人が集まることの多い場所にウォーターサーバーを置いておけば、誰もが手軽に水分補給ができるでしょう。

人間は、1日に1,500mlほどの水分補給が必要だといわれています。1日の水分量を一度に摂取するのではなく、5〜8回に分けて少しずつ摂取するのがポイント。ウォーターサーバーで定期的に水分を摂る習慣を身につけていれば、1日1,500mlの水分補給も困難ではなくなるかもしれません。

従業員が水分補給にかける費用負担を軽減できる

社内にウォーターサーバーを設置すれば、従業員がペットボトルの水を購入する費用を負担でき、福利厚生の充実に繋げることが可能。例えば、ペットボトル1本約100円の水を1ヶ月20営業日購入し続けると、月2,000円、年2万4,000円の負担になります。この点、ペットボトルにかかる費用をウォーターサーバーで補えるようにすれば従業員の満足度が上がり、働きやすい職場環境を整えられるでしょう。

備蓄水として役立つ

補充用として保管するウォーターサーバーのボトルは、備蓄水としての役割も果たします。災害時、水道の復旧には電気と比べて長い時間がかかる場合が少なくありません。水道が使えないときにウォーターサーバーの備蓄があれば、水分補給に不安を感じることはなくなるでしょう。ウォーターサーバーで使用される水の賞味期限は数ヶ月の猶予があるのに加え、定期配送されることを考慮すれば、十分な量の備蓄水を確保できます。

来客時にすぐ飲み物を提供できる

ウォーターサーバーからは冷水だけでなく温水も出るため、お茶やコーヒーを淹れる際にお湯を沸かす必要がなくなり、来客時にすぐ飲み物を出せるようになります。来客をお待たせせずに飲み物を提供できれば、好印象を与えられるでしょう。また、ミネラルを含んだ温水なら、普通の水道水よりおいしいお茶やコーヒーを淹れられるのもメリットです。

ペットボトルなどのごみが出なくなる

従業員がペットボトルの水を持ってくると、その分だけ会社で廃棄するごみの量も増えます。ウォーターサーバーがあれば従業員がペットボトルを購入する必要がなくなり、ごみの全体量も軽減できるでしょう。

さらに、使い終わったボトルを回収して再利用するリターナブルタイプのウォーターサーバーであれば、水を飲み終えた後のごみは発生しません。ごみを減らし、社内環境を改善するためにもウォーターサーバーが活躍します。

オフィスの雰囲気を高めるインテリアとしての役目も担う

デザイン性の優れたウォーターサーバーは、設置しておくだけでオフィスのインテリアを格上げしてくれます。例えば、メタリックカラーや木目調など、ウォーターサーバーのデザインは多種多様です。オフィスの雰囲気に合うデザインを選べば、ワンランク上の印象を与えられため、近年はデザイン性の高さに惹かれてウォーターサーバーを選ぶケースも増えています。

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ウォーターサーバーを導入するデメリット

ウォーターサーバーにはメリットがある一方でデメリットも存在します。どのような点に注意すべきか確認しておきましょう。

【ウォーターサーバーを導入するデメリット】

  • ボトルを交換する手間がある
  • サーバーとボトルの配置スペースが必要になる
  • コストがかかる

あらかじめデメリットを把握して対策を立てておけば、問題なくウォーターサーバーを活用できるでしょう。ここでは、ウォーターサーバー導入のデメリットについて詳しく解説します。

ボトルを交換する手間がある

水道直結・浄水機型以外のウォーターサーバーは、水がなくなったタイミングでボトルを交換する必要があります。例えば、一般的なボトルは12Lタイプが多く、重量に換算すると12kgにもなるため、重くて持ち上げられないこともあるかもしれません。ボトル交換のたびに負担を感じ、他の業務にも支障が出る可能性が考えられます。

サーバーとボトルの配置スペースが必要になる

卓上タイプ・床置きタイプに限らず、ウォーターサーバー導入時には配置スペースを確保しなければなりません。導入予定のサーバーのサイズを確認し、設置予定場所に置けるかチェックしてください。

また、定期的にボトルを配送するタイプのウォーターサーバーは、補充用のボトルを保管するスペースも必要です。12Lボトルのサイズは決して小さいとはいえず、複数個あると想像以上のスペースを取ってしまいかねません。ウォーターサーバー導入前に、ボトル保管用の場所が確保できるか確認しておくことが大切です。

コストがかかる

ウォーターサーバーの導入時には、主に以下のようなランニングコストがかかります。

【主なランニングコスト】

  • サーバーレンタル料
  • 水ボトルの購入料
  • 工場からのボトル配送料
  • 電気代
  • メンテナンス料

加えて、サーバーを導入する際の初期費用が発生する場合もあるため、契約時に費用についてよく確認してください。初期費用無料のサーバーを選ぶなど、費用面の工夫が必要です。

ウォーターサーバーを導入する際の注意点

ウォーターサーバーを導入する際には、以下のような注意点があります。

【ウォーターサーバーを導入する際の注意点】

  • 衛生管理に細心の注意を
  • 高額な解約金に注意
  • ボトルの余りや不足に注意

思わぬトラブルを防ぐためにも、あらかじめ注意点を把握しておきましょう。ここでは、それぞれの注意点について詳しく解説します。

衛生管理に細心の注意を

年1回の定期メンテナンスに対応しているメーカーもありますが、清潔な状態を維持するにはセルフメンテナンスが欠かせません。特に、冷・温水の注ぎ口やボトルの差し込み口、受け皿などは雑菌が繁殖しやすいため1週間に1回を目安に掃除をするのがおすすめです。雑菌が気になる部分の水分を拭き取り、アルコールを染み込ませた布や綿棒で拭くだけでも衛生的な状態が保てるでしょう。

高額な解約金に注意

多くのメーカーには、最低利用期間と解約金が定められており、期間内に解約すると費用が発生することになります。一般的に、最低利用期間は半年〜2年、解約金は1〜2万円であることが多いといわれていますが、中には高額な解約金を請求されるケースもあるため注意が必要です。

ウォーターサーバー導入後、思ったより需要が低かった場合も考慮して、できるだけリーズナブルな解約金を設定しているメーカーを選ぶと安心です。

ボトルの余りや不足に注意

ウォーターサーバーのボトルは1本あたりの容量が多く、注文し過ぎると飲み切るまでに時間がかかる可能性があります。また、必要とする水の量は夏と冬で変化するため、注文のバランスを間違えた場合にボトルの余りや不足が出ることもあるでしょう。

例えば、頻繁に水分を摂る夏はボトルの注文数も多くなる傾向ですが、夏のペースで注文し続けると冬になってから補充用ボトルが余る可能性が高まります。一方、冬の間少量注文を続けていると、夏になったタイミングで急にボトルが不足することもありますのでご注意ください。必要に合わせた注文数を意識することが大切です。

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会社に設置するウォーターサーバーを選ぶポイント

会社用にウォーターサーバーを設置する場合は、選び方の基準を押さえておくことが大切です。

【会社に設置するウォーターサーバーを選ぶポイント】

  • 大きめのボトルを選択する
  • 下にボトルを置くタイプにする
  • 会社のデザインに合わせる

導入後に後悔しないためにも、各ポイントを意識してサーバーを選びましょう。ここでは、会社にウォーターサーバーを設置する際の選び方のポイントを解説します。

大きめのボトルを選択する

会社用のウォーターサーバーは複数人が使用するため、大きめのボトルを選ぶのがおすすめです。少量ボトルだと交換頻度が増え、従業員の手間が増えてしまいます。一般的なボトルの容量(12Lほど)を基準に、大きめサイズを導入すると交換の手間を減らせるでしょう。

下にボトルを置くタイプにする

容量の大きなボトルを選ぶと、その分だけ重量もかさみます。上にボトルを設置するタイプのウォーターサーバーはボトルを交換しづらくなるため、避けた方が無難でしょう。

誰でも簡単にボトルを交換できるウォーターサーバーを選ぶなら、下にボトルを置くタイプが最適です。重いボトルを持ち上げる必要がなくなり、手軽に交換できます。

会社のデザインに合わせる

会社の雰囲気を壊さないよう、インテリアにフィットするデザインを選ぶのも重要なポイントです。近年のウォーターサーバーはスタイリッシュ系からナチュラル系まで幅広いカラー・デザインが揃っているため、インテリアと合わせて選ぶのもおすすめ。おしゃれなウォーターサーバーなら、頻繁に来客のあるスペースに設置しても違和感を与えることはありません。

まとめ

おいしい水・お湯を飲める、また従業員が水分補給にかける費用負担を軽減できるなど、企業向けウォーターサーバーにはさまざまなメリットがあります。ただし、衛生管理や高額な違約金といった注意点もありますので、使い勝手のよいメーカーのものを選ぶことが大切です。従業員が使いやすいウォーターサーバーを導入して、職場環境の向上を目指してみてはいかがでしょうか。

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