ウォーターサーバーの設置とペットボトル水の購入のどちらが得か、コストを徹底比較しました。また、コスト面のデメリットを踏まえても、ウォーターサーバーを設置するメリットが何かを解説しています。ウォーターサーバーとペットボトルの購入で悩んでいる方は必見です。
ウォーターサーバーとペットボトルのコストを比較
ウォーターサーバーにかかる費用と、ペットボトルの水の購入費用を比較したところ、月間コストの安さはペットボトルの水に軍配が上がりました。1Lあたりの料金はウォーターサーバーの場合110円ほどかかります。一方でペットボトルの水を購入する場合は、約57円と二倍近く開きがあります。水の配送料に関しては、ウォーターサーバーのサービス提供会社によって異なるものの基本的には無料です。同じくペットボトルの水を購入する場合も店頭で購入する場合はかからず、ネット購入でも場合によっては配送料がかかりません。
電気代に関してはウォーターサーバーが月間で約1,000円かかりますが、ペットボトルの水を購入する場合は必要ないので費用を抑えられます。24Lの水を購入する際の月間コストとしては、ウォーターサーバーが月額4,500円程度、ペットボトルの水が月額1,500円程度の計算となります。各比較項目の詳細は以下で解説していくので、比較検討時の目安にしてください。
1Lあたりの料金
上述した水1Lあたりの料金は、ウォーターサーバーが110円で試算しています。また、ペットボトルの水は2Lの相場が113円で、1Lあたり57円と算出しています。
メーカーによって提供している水ボトルの容量や価格が異なるため、一概には言えませんが今回の試算ではペットボトル水の販売価格のほうが安いと言えます。水代の安さだけを求めるのであれば、ペットボトルの水の購入するほうが費用を安く抑えることが可能です。
サーバーレンタル費
ウォーターサーバーのサービス提供会社や導入機種によってレンタル費用は異なりますが、基本的には数千円の月額利用料がかかります。サービス提供会社によってはレンタル料を無料としているケースもあるため、ランニングコストを抑えたい方は契約内容をよく確認しましょう。
なかには性能差によりレンタル料が高く設定されている機種もあるので、自社で外せない条件と費用を勘案して選ぶことが重要です。
また、レンタルではなく買い取りの場合は、本体購入費用が別途発生するので注意しましょう。
配送料
配送料は、ウォーターサーバーのサービス提供会社によってさまざまです。水代に配送料が含まれている会社もあれば、採水地と配送先の距離で送料を請求している会社もあります。
また、配送エリアによって料金がかかるか変わる可能性もあるため、自社のエリアへの配送料を確認しておきましょう。配送料が別途かかる際は、数百円程度の負担が発生します。
一方で、ペットボトルの水を購入する場合、店舗まで足を運ぶのであれば配送料はかかりません。また、店舗やネットショップで購入して配送を依頼する場合でも、一定額以上購入することで送料が無料となるケースがあります。
電気代
ペットボトルの水を購入する場合は、社内に自動販売機を設置するといったケースでもない限り、電気代がかかる心配はありません。冷蔵庫で保管するなら別途電気代が発生しますが、常温で飲むのであれば電気代がかからないので、購入するハードルは低くなっています。
一方で、ウォーターサーバーを導入する場合、冷温水を提供するのに電気代がかかります。冷水の提供には冷却が必要で、温水の提供には加熱が必要です。電気の契約会社や契約プランによって異なるものの、電気代が1カ月約1,000円前後かかります。
ウォーターサーバーはコスト以上のメリットが大きい
上述したようにランニングコストで比較するとペットボトルの水に軍配が上がりますが、ウォーターサーバーを導入するとコスト以上のメリットが得られます。メリットとしては以下の4つが挙げられるので、これらに魅力を感じる場合はウォーターサーバーの設置を検討してみてください。
1.おいしい水・お湯を好きな時に飲める
2.従業員の福利厚生と健康維持に役立つ
3.来客時にすぐに飲み物を提供できる
4.災害時の備蓄になる
おいしい水・お湯を好きな時に飲める
ウォーターサーバーを導入すると、いつでも簡単に好きなタイミングでおいしい冷水・温水を楽しめます。内部で水を冷却・加熱しているので、すぐに水を提供できます。スティック飲料を溶かしたり、コーヒーやお茶を淹れたりとさまざまなシーンで利用することが可能です。ウォーターサーバーの加熱温度によってはカップ麺やスープの調理にも利用できるため、調理の度にお湯を沸かす手間が省けます。
従業員への福利厚生になる
ウォーターサーバーを福利厚生として導入する企業は少なくありません。会社の必要経費として計上できるうえに、従業員のモチベーションアップにつながります。
導入すると従業員がいつでも好きなタイミングで飲料水を飲めるようになり、一息つける環境を提供できます。スティック飲料なども一緒に用意することで、従業員同士が楽しみながら休憩できる場所の構築が可能です。これにより、従業員同士のコミュニケーションの活性化にも貢献します。
また、従業員が自ら飲料水を用意しなくて済むので家計に優しく、従業員の満足度の向上に一役買います。
従業員の健康的な生活の維持に役立つ
ウォーターサーバーをオフィスへ導入することで、社員が健康的な生活を送ることにも役立ちます。ウォーターサーバーを設置すると水やお茶の摂取を推進でき、糖分のある清涼飲料水ばかりを摂取してしまうのを抑制できます。
また、従業員が健康的に仕事に取り組めるようになることで、業務効率アップに貢献します。
来客時にすぐに飲み物を提供できる
オフィス用にウォーターサーバーを設置すると、急な来客があっても待たせずにすぐに飲料水やお茶、コーヒーの提供ができます。お湯を瞬時に使えるので、来客時に都度沸かす手間がありません。お客様を待たせることなく、衛生的な安全面に配慮した飲料を提供できるため、会社に好印象を持ってもらいやすくなります。
また、不特定多数の方が来社する企業では、来客向けにウォーターサーバーを設置しておくと、セルフで飲料水を飲めるようになります。都度従業員が飲料を提供する必要がなくなり、訪問客への対応に関する負担を減らすことが可能です。
災害時の備蓄になる
ウォーターサーバーを設置すると、ローリングストックで届いた順に消費していくので、災害時の備蓄の代わりを果たします。例を挙げると、東京都では「帰宅困難者対策条例」により、災害発生から3日分の飲料水の確保を推進しています。
ただ、水には消費期限があるので、大量の水を備蓄するのは至難の業です。いざ使用しようとしても消費期限が切れているケースも少なからずあります。
その点、ボトル交換タイプのウォーターサーバーなら、新鮮な水をいつでもストックしておけるので、緊急時の備蓄として使用できます。
参考:帰宅困難者対策条例の概要リーフレット(東京都防災ホームページ)
コスト重視のお得なウォーターサーバーなら、浄水型のPurest(ピュレスト)がおすすめ
ウォーターサーバーの導入・維持コストが気になるなら、浄水型の「Purest(ピュレスト)」がおすすめです。ここからは、Purest(ピュレスト)の特徴を紹介します。
定額で飲み放題・使い放題
Purest(ピュレスト)は、水道水を利用する浄水型のウォーターサーバーです。3本のフィルターで水道水をろ過し、安心安全な飲料水を提供します。ミネラルタイプの使用料は月額3,300円(税抜)、純水タイプの使用料は月額4,300円(税抜)です。水ボトルの購入費はかからず、コストを気にせず従業員に利用してもらうことができます。初回金は設置時のみ10,000円かかりますが、これは設置費・工事費込みの価格です。
工事不要で設置が簡単
Purest(ピュレスト)は、導入に工事を必要としないので到着次第すぐに利用できます。床置きタイプと卓上タイプがあり、オフィスにあわせて好きなタイプを導入できます。
キャリーバッグ式のタンクを採用した床置きタイプなら、水タンクの設置や給水も楽々です。女性でも軽々移動できるため、毎日の給水時の負担がかかりません。
水ボトルを上部に設置するボトル交換型では、設置に水ボトルを持ち上げる必要があり、従業員に負担がかかります。人によっては腰を痛めるなどのリスクもあるため、ボトル交換の負担を軽減できる機種の導入がおすすめです。
ボトル交換の手間・ストックスペースからの解放
Purest(ピュレスト)は、水ボトルの交換が不要で小人数のSOHOなど、手狭なオフィスに便利なウォーターサーバーです。大量にストックしなくとも給水タンクの浄水で間に合う場合は、浄水型のウォーターサーバーならランニングコストを抑えられます。
水道水をろ過するので、水ボトルを定期購入する必要がありません。水道料金はかかるものの、別途水ボトル代を捻出する必要がなく、配送料もかかりません。また、大量の水ボトルをストックする手間がなく、保管場所がなくとも導入できます。一定の発注量が必要なボトル交換型では過剰在庫が出たり、余分な費用がかかったりするリスクがある場合は、必要な分だけ水をろ過できる浄水型のPurest(ピュレスト)を導入してみませんか。
まとめ
ウォーターサーバーの導入か、ペットボトルの水の購入かで悩んでいるなら、単純な金銭的コストのみならず、さまざまな導入条件を挙げて検討することが大切です。社員の福利厚生や災害時を考えるのであれば、ウォーターサーバーの導入をおすすめします。ペットボトルを購入するよりもエコで、有事に備えられます。