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2023.04.25

導入のヒント

ウォーターサーバーは一人暮らしにも最適！選び方と注意点

一人暮らしで普段からペットボトルの水をよく購入している場合、ウォーターサーバーの導入で生活の質が上がる可能性があります。本記事では一人暮らしでウォーターサーバーを導入するメリット・デメリット、一人暮らし向けウォーターサーバーの選び方、契約する際の注意点について解説します。

Contents: 一人暮らしでウォーターサーバーを利用するメリット; 一人暮らしでウォーターサーバーを利用するデメリット; 一人暮らしにおすすめなウォーターサーバーの選び方; 一人暮らしでウォーターサーバーを契約するときの注意点; 女性には特におすすめ！一人暮らしのウォーターサーバーなら浄水型のPurest（ピュレスト）が便利; まとめ

一人暮らしでウォーターサーバーを利用するメリット

「一人暮らしにウォーターサーバーはもったいない」と思う方も多いかもしれませんが、一人暮らしだからこそウォーターサーバーを利用したほうがよい理由があります。

水を買いに行く必要がない

料理で使う水や飲み水をスーパーやコンビニなどで購入する場合、重い水を持ち運ぶのは意外と重労働です。

しかしウォーターサーバーなら、水を定期的に届けてくれる「宅配型」、水道水を使用する「浄水型」があり、どちらも水を買いに行く必要がなく、重い水を運ぶ労力も買いに行く手間もかかりません。

またウォーターサーバーなら買い忘れの心配がなく、水がなくなる心配もほぼないため、必要なときにすぐに使えて便利です。

ペットボトルのごみが減る

市販の水はペットボトルで売られていることがほとんどです。そのため、飲み終えたらラベルとキャップを外して捨てるなど、ごみ処理に手間がかかり、ペットボトルのごみの量も多くなります。

しかし、ウォーターサーバーならボトルは回収してもらえたり、使うごとに水の容器が自動で圧縮されそのまま捨てられたりするので、ごみ処理する手間がなく、ペットボトルのごみを減らせます。特に水道に直結させて自動でウォーターサーバーに水が注がれる水道直結型ウォーターサーバーならごみが一切出ません。

温水と冷水をすぐに利用できる

一般的なウォーターサーバーは温水機能と冷水機能が備わっているため、お湯を沸かしたり、冷蔵庫で冷やしたりする手間がなく、すぐに温水と冷水が利用できます。

自分の好きなタイミングで使いたい分だけ温水と冷水が使えるので、お茶やコーヒーが飲みたいときもその都度お湯を沸かさずに済み、スポーツやお風呂の後に冷えたお水が飲みたいときにもすぐに飲めます。

地震などの災害時に備蓄水として使える

一人暮らしでも地震や大型台風などの災害に備えて、自宅に水や食糧を備蓄しておく必要があります。メーカーによって多少違いはありますが、多くのウォーターサーバーの水は、未開封の状態で製造から6カ月の賞味期限が設けられているので、備蓄水として使え、いざというときに安心です。

一人暮らしでウォーターサーバーを利用するデメリット

一人暮らしでウォーターサーバーを利用するメリットがあれば、もちろんデメリットもあります。

ランニングコストがかかる

ウォーターサーバーは基本的に毎月サーバーレンタル代、水代、電気代がかかり、そのほかに初期費用やメンテナンス料、配送料などが必要になることもあります。そのため、節約したい方や水の消費量が少ない方は、ウォーターサーバーのランニングコストにデメリットを感じてしまうでしょう。

一方、料理で使う水や飲み水に市販の水を使っている方の場合、ウォーターサーバーを利用したほうがお得になる可能性が高いです。このようにウォーターサーバーは、自分の生活スタイルを考慮したうえで導入を検討しましょう。

ウォーターサーバーの設置場所が必要になる

ウォーターサーバーを導入するうえで必要なのが設置場所です。単身者向けマンションやアパートの場合、ウォーターサーバーを設置すると生活スペースを圧迫する可能性があります。特に宅配型ウォーターサーバーは、ボトルをストックするスペースも確保しなければなりません。そのため、導入時には省スペースタイプのウォーターサーバーの利用や配置場所の工夫などが必要です。

解約金が必要な場合もある

ウォーターサーバーの契約では、契約期間中に解約すると解約金が発生するのが一般的です。契約期間や解約金はメーカーによって異なりますが、平均で契約期間がおおよそ6カ月～3年、解約金が1～3万円ほどかかる場合があります。契約前に契約期間や解約金について確認しておきましょう。

一人暮らしにおすすめなウォーターサーバーの選び方

では、一人暮らしにはどのようなウォーターサーバーが使いやすいのでしょう。選び方のポイントを解説します。

維持費の安いタイプを選ぶ

できるだけ毎月のコストを安く抑えたいなら、宅配型ウォーターサーバーよりも水道水を浄水する浄水型ウォーターサーバーがおすすめです。このタイプのウォーターサーバーは、水道水を利用するため水代や配送料がかからず、定額制で水も使い放題です。

ただし、毎月の水の消費量が3ガロン（12L）以下の場合は、宅配型のほうが安くなることがあるので、注意が必要です。

注文ノルマなしのタイプを選ぶ

多くの宅配型ウォーターサーバーでは、注文ノルマが設けられており、水が飲みきれないと未開封のボトルがたまってしまうケースがよくあります。「自分の水の消費量がわからない」「水を消費できるか不安」という方は、注文ノルマのないサービスを選びましょう。

コンパクトなタイプを選ぶ

単身者向けの部屋はスペースが限られているため、ウォーターサーバーを設置するなら、横幅がスリムな床置きタイプか卓上タイプがおすすめです。特に卓上タイプならコンパクトサイズで圧迫感がなく、狭い部屋でも置きやすくなります。

なお、一般的なウォーターサーバーは壁から15cm以上離さないといけないため、契約前にウォーターサーバーのサイズを調べ、設置予定スペースに収まるかどうかを必ず確認してから契約しましょう。

ボトルを本体下部に収納できるタイプを選ぶ

水が入ったボトルは非常に重いため、サーバー上部にボトルを設置するウォーターサーバーはあまりおすすめできません。

特に女性や高齢者など力に自信がない方は、高い位置までボトルを持ち上げるのはたいへんです。そこで、ウォーターサーバー本体下部にボトルが収納できるものを選びましょう。

これならボトルを持ち上げる必要がなく、サーバーの本体下部にボトルが収納できるのでスペースの削減にもなります。

宅配型ではなく浄水型を選ぶ

宅配型のウォーターサーバーは、災害時に備蓄水として利用できるというメリットがありますが、「ボトル交換がたいへん」、「ボトルの保管場所が必要」といったデメリットがあります。

また、メーカーによっては交換用ボトルの配送日時が指定できず、受け取りに苦労する場合もあります。

そこでおすすめなのが、浄水型のウォーターサーバーです。浄水型であれば、水道水を浄水して使うため、ボトル交換の手間がなく、ボトルの保管場所を確保することも、交換用ボトルの受け取りで苦労することもありません。

冷水・温水・常温水の切り替えができるタイプを選ぶ

ウォーターサーバーの中には冷水・温水・常温水と水の温度を切り替えできるものがあります。このタイプであれば、起床時はからだのことを考えて常温の水、コーヒーやお茶を飲むときは温水など、自分の使用目的に合わせて好きに温度が設定できるため、一人暮らしでは何かと便利です。

ただし、どのメーカーのウォーターサーバーも100℃の沸とうしたお湯を出すことはできません。そのため、カップラーメンなどのインスタント食品を手軽に作りたいといった目的でウォーターサーバーの導入を検討している方は、「熱湯モード」や「加熱機能」などでお湯の温度が90℃程度になるものを選ぶとよいでしょう。

一人暮らしでウォーターサーバーを契約するときの注意点

ウォーターサーバーを契約するときは、まず契約期間と解約金について確認しましょう。前述したように多くのメーカーでは契約期間が定められており、契約期間中に解約すると解約金が発生します。これらを知らずに契約すると解約時に予期せぬ出費をすることになるため、契約期間以上利用する予定があるのか、解約金は許容範囲かを確認しましょう。

宅配型のウォーターサーバーを契約する場合には、注文ノルマの確認も必要です。注文ノルマがあると、水の消費量が少ないときに追加料金が発生する場合があります。そのため、できるだけノルマのないウォーターサーバーを選びましょう。

また、交換用ボトルの配送料をはじめ、初期費用やメンテナンス料など、ウォーターサーバーを契約するのにあたりどれくらいのコストがかかるのかを確認し、納得したうえで契約しましょう。さらに、交換用ボトルの受け取り方法やウォーターサーバーのメンテナンス方法なども、契約前に確認しておくと安心です。